전쟁시의 계보와 라디오의 대두

Title
전쟁시의 계보와 라디오의 대두
Other Titles
‘The emergence of Japanese war poetry and radio-broadcasting Concerning the case of the war-poetry of YONE Noguchi’
Author(s)
호리마도카
Keywords
war—poetry; radio-broadcast; WW1; WW2; ‘Bungei-shunjyu'; 戦争詩; ラジオ; 第一次世界大戦; 第二次世界大戦; 文芸春秋
Issue Date
201412
Publisher
한국일본사상사학회
Citation
日本思想, no.27, pp.305 - 326
Abstract
本稿は、詩人・野口米次郎を中心に、新しいメディアの勃興と戦争詩の系譜について、考えたものである。西欧の詩史のなかでは戦争をテーマにした詩は数多く存在したが、日本の詩歌の伝統においては、戦争をテーマにしたものはきわめて稀であった。日本の戦争詩とは、西欧からの影響を受ける近代詩人たちのあいだで意識されて取り組まれるようになったきわめて近代的なジャンルであったといってよい。本稿では第1に、野口米次郎が1918年に発表していた、第一次世界大戦時の若き戦争詩人の出現と従来の国民詩の伝統に注目した論考を検討した。彼は、英国のルパート・ブルックやフレッカーらによるリアリズム式の戦争詩の出現が、英詩の革新や刷新の潮流をひきおこしていることを解説しながら、日本の詩人としての役割と使命がどうあるべきなのかを説いた。このような文学史観と詩人の役割意識は、日本の民衆詩派や昭和期のモダニズム詩人らに引き継がれていく。第2に注目したのは、この第一次世界大戦時に生まれた戦争詩認識がその後の社会とどう繋がったのか、という点である。日本において1930年代から戦争詩やナショナリズム詩が量産された時代は、ラジオの普及した時期とまさに重なった。󰡔文芸春秋󰡕の「ラジオ匿名批判」記事の検証からも明らかにされたが、ラジオは、開通当初 から国家の統制下にある国際広報戦のためのメディアであり、「報道」「教育」「慰安」が役割であった。そもそも正しい情報の速報性が主眼におかれたメディアではなかった。それゆえに、ラジオ放送局から求める戦争詩の内容とその役割に、おのずから制約が起こるのであった。第3には、そのような制約のあるなかで、詩人らがいかなる心理的抑圧をうけ、自らの役割を意識していたのか、国家を背負う使命感の背後にある戸惑いや抵抗の心境をいかに表現しようとしていたかを検証した。野口米次郎を含め、安藤一郎らのモダニスト詩人らは、第一次世界大戦の英国の戦争詩人らを挙げながら、戦争詩の在り方と位置を模索したのである。第一次世界大戦の英国の戦争詩人の出現に対する反応と、ラジオの台頭という社会問題は、日本の戦争詩を考えるうえで重要な意味をもっていたことを、本稿では論じた。
URI
http://hdl.handle.net/YU.REPOSITORY/30113
ISSN
1229-9235
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