근세・근대에 있어서의 복수를 나타내는 중국어[們]에 관해서

Title
근세・근대에 있어서의 복수를 나타내는 중국어[們]에 관해서
Other Titles
近世·近代における複数を表わす中国語の 「∼們」について
Author(s)
나공수
Keywords
中国語; 複数表現; 「∼們」; 漢字表記; 変容; Chinese; Plural representation; ∼men; Chinese character; a change in appearance
Issue Date
201303
Publisher
한국일본어문학회
Citation
日本語文學, v.1, no.56, pp.45 - 76
Abstract
本稿で取り上げた「∼們」は、中国では唐代以後用いられている中国俗語である。日本の近世や近代の知識人が読んだ中国の書籍に「我們·你們·他們」の例が基本的な例として用いられており、人名や官職にも「們」が多く付けられている。近代の中国語会話書の日本語訳においては、人称代名詞の複数表現として「們」ではなく「等」を用いた。近世の文字表記の場合は、読本·日本人作白話文学·通俗和訳本·漢文戯作の作品に「∼們」の例が見られる。近世における「∼們」の大部分は中国と同様な語を用いているが、読本や漢文戯作に「彼們·是們·這奴們·那奴們·おん身們」のような中国では使用しない表記が見られるようになる。近代には、漢文戯作の後続作品と漢文直訳体の文章に「∼們」の例が多数現われている。「們」そのものを見れば、近代の知識人も自分の作品に多数用いていたといえよう。また、単純な中国語の借用に止まらず、「私們·汝們·己們·彼們·お前們」のように日本的な用法の広がりもあったのである。この日本的な表現には、馬琴の踏襲のようにも思われる。このように、近世や近代には、中国俗語の人称代名詞の複数表現である「∼們」が多く用いられていた。意味内容を傳えるためには普通の漢字表記でも十分可能であったにもかかわらず「∼們」を用いていたことは、それだけ中国文学や俗語の影響があったことを意味している。いわば、日本の近世·近代には、唐話学が漢字表記の多様化を促進する役割も担っていたといえるのである。
URI
http://hdl.handle.net/YU.REPOSITORY/26121
ISSN
1226-0576
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문과대학 > 일어일문학과 > Articles
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